意外と便利なテレホンカード

携帯電話が普及して公衆電話を見かけることがめっきり少なくなりました。それでも大きな駅や公共施設、病院などでは必要とされる方のためにじっと出番を待っています。

その公衆電話。最近では利用したことがない人も増えたのではないでしょうか。

実は利用方法はいたって簡単。受話器を上げて、お金を入れて、電話番号をプッシュするだけ。携帯電話が普及するまでこれが外での通信手段でした。

しかし、お金を入れてどれだけ話せるか。ほとんどの人が分からないのではないでしょうか。　１０円で３分？　いえいえ、実際はそんなに長くありません。

通話先の距離にもよりますが、平日・昼間で固定電話にかける場合、１０円で話せる通話時間は長くて５７．５秒

どうです？　短いと思いましたか？　あなたなら用件を話し終えられそうですか？　通話距離が遠くなるほど通話秒数はもっと短くなります。

それでは公衆電話から携帯電話へかける場合はどうでしょう。最近はこのかけ方が多いかもしれません。

公衆電話から携帯電話にかける場合、１０円で話せる通話時間はなんと１５．５秒。こんなに短かったんです。

用件を話し終えるまでに１０円硬貨をつぎつぎ投入するか、もしくは最初から１００円硬貨を入れるかになります（公衆電話では余分に入れた硬貨は通話後返却されますが、おつりは出ません）。硬貨を入れるのに気を取られて通話に集中できないとか、財布に硬貨がなくてかけられない。そんな不運があるかもしれません。

そこで、ようやくタイトルの「意外と便利なテレホンカード」が登場するわけです。テレカなら財布の硬貨を使わず、さっと差込口に入れるだけ。もちろんカードなので財布の中にそっとしのばせてもらうだけでスペースもとりません。便利でしょう。

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